【新唐人2013年9月3日付ニュース】9月2日、カナダの著名な人権派弁護士・デービッド・マタス氏が来日し、中国共産党当局による臓器狩りに関する報告会を行いました。2006年より、中国で行われている法輪功学習者に対する臓器狩りの独立調査を行っているマタス弁護士は、臓器狩りは今もなお続いており、実際はもっと悪化していると述べ、この現状に注目するよう国際社会に呼びかけています。
カナダ人権派弁護士 デービッド・マタス氏
「さらに隠蔽され、何が起こっているのか、発見するのが更に難しくなっています」
2日午後、マタス弁護士は東京都議会議事堂で“今もなお続く中国の臓器狩り問題”に関する報告会を行いました。
カナダ人権派弁護士 デービッド・マタス氏
「これは共産主義の本質と関係があります。法輪功は中国で生まれ、仏教、道教や気功に根ざしています。共産主義は西側から輸入したイデオロギーなので、中国の伝統的なイデオロギーに恐怖を感じたのです。法輪功の人気が高まってきたからです」
中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りの罪悪が2006年に初めて暴露されて以来、マタス弁護士は世界を股にかけ、国際社会に注目を呼びかけ続けています。
東京都議員 古賀俊昭氏
「『臓器狩り』という言葉自体が大変おぞましい言葉で、この新しい時代、人権意識もかなり、高まっているときに」
マタス弁護士は9月4日、京都で開かれている第13回アジア移植学会議に出席し、参加者の質問に答えます。5日夜には大阪で2回目の報告会を行い、中国の臓器移植の現状について注目するよう日本社会に呼びかけます。
新唐人テレビがお伝えしました。
デービッド・マタス氏「中国臓器狩り問題報告会」(通訳付)*入場無料
日時:9月5日(木)
18:45~21:00
場所:総合生涯学習センター 第一研修室(大阪駅前第二ビル5階)
住所:大阪市北区梅田1-2-2-500
交通:各線梅田駅/JR大阪駅
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/09/03/a960349.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)